フラガール

昭和の人にとって、今まで信じてたことを変えるというのはものすごく大きな決心だったろうに。そして思うところはあっても時代を受け入れていった(いかざるを得なかった)つらさみたいなことで涙が出た。ヒロインの母がすごいよね…ずっとくいいるように見つめてしまった。都会の先生がだんだんいわき弁なまりもさらっと口にできちゃうところも、ホームでの愛の一途さも、いろんな方面から泣けちゃってどうしようかと思いました。もちろん女優さんたちのフラはすごいし、先生のお洋服もすてきだし。あとしずちゃんはやっぱり魔物だし。
フラガールの監督をされてる李相日さんは69 sixty nine [DVD]をも作った方だ。適度な疾走感がいいよね〜と思ったけど両作とも昭和の香りが良いのかもしれない。いまどきサブカル邦画、みたいな映画は画面をひいたりゆらしたり(??)変に切り替えたりとかの演出が私にはあんまり落ち着かない。